卒業後の主な進路と可能性

卒業後の主な進路と可能性

全国各地に俳優スクールがあり、約2～3年間の在籍期間となるのが一般的です。この在籍期間中に芸能人として必要な基礎演技力や歌唱力・表現力を身に付けることになります。
その後スクールを卒業したあとは、各自で映画やドラマに出演するためのチャンスを掴むためにオーディションを受けなくてはいけませんが、俳優スクールでは提携している芸能事務所に優秀な生徒を送り出して専属契約をする場合もあります。
また、スクールによっては劇団を持っているところもあり、卒業後の進路として劇団員へと導いているところもあるほどです。前者であれば俳優スクールに在籍中に講師やマネージャーから優秀な生徒と認められている方が主な対象となります。専属契約となるので、自身でオーディションを受けに行くことはできませんが、芸能界デビューをしたと言っていい立場だといえます。
後者の場合は劇団員といってもまだ研究生の段階であり、ここからさらに劇団内で演技力を磨く必要があります。経験を積んで正式に劇団員になった際は、舞台デビューという可能性も秘めています。

俳優スクールで稽古を受けるメリットについて

俳優を目指すなら、俳優スクールに通って稽古をすることで演技に深みが生まれたり演技力を高められるメリットがあるので、時間やお金に余裕があるのであれば通うのがお勧めです。
もちろん、通わなくても俳優になることができるチャンスはありますし、活躍の場もそれぞれです。
俳優スクールに通う以外に演技を勉強するなら、例えば高校や大学で演劇部に入るといった方法も可能です。しかし、社会人になってからであったり、そうした環境にない場合には俳優スクールに通うと色々なことを吸収できますし、同じ夢や志を持った仲間や先輩との出会いもあるのでお勧めの方法です。
俳優スクールといっても、いろいろな種類があるのでネットで資料請求をした理、稽古の風景を実際に見に行って決めるとよいでしょう。
中には芸能界で活躍していたり、パイプが太い講師が運営しているようなところもあるのでそこに通うことで、様々な学びの機会を得ることができるメリットがあります。